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4 乗馬練習

馬は、騎上で、「動け」といっても動いてくれませんし、
「止めて」といっても止まってくれません。
馬には、手綱(拳)・脚及び重心転移等の操作によって騎手の意志を知らせ、
これに服従させ運動させます。
これを扶助といい、あるときは強く、あるときは柔らかく、
その場その場に騎手の意志を馬に伝達させる微妙な操作です。

(1) 手綱(拳)の扶助

手綱は馬を前進させることや全く反対にこれを制限し、
あるいは進む方向を変えさせる時に使われることが主で、
その効力は拳の微妙な操作によって発揮するものです。
騎手の意志を馬に伝え、馬の意志を騎手が感知する大切な
連絡機関ですから常に馬の口との連絡接触を欠いてはなりません。

手綱(拳)の扶助は「控える」「開く」「押す」「ゆずる」の操作に区分されます。

ア 控える手綱

歩度の減却(歩度を縮めること)停止、
後退等を行なう場合に
用いるものでこぶしをにぎりしめて
手綱を緊張させます。
むやみに後方に引っ張ってはいけません。

イ 開き手綱

回転、または方向を変えるために馬に直接指示し、
一方側の拳及び腕を静かに側方に開くのです。
これより馬の頭はその向いた方向に進み出します。
速度の遅いとき、小回りするときなどに使いますが、
手綱が高く上がらないよう注意します。

 

ウ 押し手綱

 旋回、回転、又は方向を変えるために用います。
 馬を前に出しながら左手で馬の首の付け根を
右の方へ押してやれば、
馬の頭は左へ傾きます。頸は右方へ押しやられ、
馬は右へ方向を変えます。
さらに続ければ回転することになります。但し、
左のこぶしは馬のき甲を超えてはいけません。 

 

エ ゆずる手綱

控える手綱の反対に、拳や腕を前方に進めるもので、
馬の頭と首の動きを容易にさせるとき等に使います。但し、
いつでも控えることができるようにしておきます。

(2) 脚の扶助(きゃく)

脚の扶助は、馬の前進意欲を益々助長して本能を発揮させる主動力となるものです。
脚は、片脚又は両脚をもって馬を推進、又は方向を変えさせるもので、
圧迫、支持、譲歩の3つがあります。

ア 圧迫

馬に運動を起させるときに使います。

イ 支持

後肢の転位を防いだり、制限するときに使われます。

ウ 譲歩

後肢の転位を許すときに用いられ、腹帯の直後に与えられる時は"歩度の増加"、
腹帯の後、ひとこぶし幅のところで与えられる時は"側方運動"又は
その停止、制限として使用されます。

(3) 体重転移の扶助

体重転移の良否は馬をその運動にやさしくも、むずかしくもさせます。
上体のわずかな変位も馬は機敏にこれを感じます。
正しい騎乗は他の扶助より重要でかつ威力を発揮します。

体重転移の扶助は単に騎手がこれを自から働きかけたものを活用するだけでなく、
馬自体の運動による馬体の重心転移に一致するよう
騎手の体重もこれに応じて変化させなければなりません。

(4) 副扶助(鞭、拍車等)

鞭、拍車は副扶助として使用されるもので、その使用法、時機、
強弱等は馬の素質、騎手の技術等を良く考えなければなりません。
過敏な馬で、拍車を使用すると落ちつきを害したり、鞭を持っているために
拳の操作の自由を妨げるような場合は使用しません。



乗馬クラブ 馬 00


T 馬について II 馬の性質 III 乗馬の準備
02 1 馬の品種など  08 1 本能 13 1 馬具 
03 2 体高 09 2 性質 14 2 馬の取扱い
04 3 毛色 10 3 馬の表情 15 3 馬装
05 4 特徴 11 4 悪癖 16 4 乗馬、下馬
06 5 名称 17 5 手綱の持ち方
 IV 騎乗の姿勢 V 馬の管理 VI 馬の活用事例
19 1 騎乗の状態 26 1 飼養管理 33 1 馬場馬術
20 2 姿勢の三要素 27 2 えさの良い与え方 34 2 障害飛越
21 3 柔軟性と身体各部の独立 28 3 馬の病気 35 3 総合馬術
22 4 乗馬練習 29 4 蹄 36 4 ホーストレッキング
23 5 馬の動き方 30 5 蹄の病気 37 5 ウエスタン
24 6 号令 31 6 装蹄 38 6 競馬
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A.R.C空港乗馬倶楽部

〒480-0201 愛知県西春日井郡豊山町青山金剛230

TEL:0568-28-0954

FAX:0568-39-1181



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愛知県乗馬クラブ

ARC空港乗馬クラブは、愛知県名古屋市の中心から一番近い乗馬クラブです。

小さなクラブの大きな楽しみ

初心者から上級者まで親切丁寧に楽しく指導します。
ポニースクールやライセンス取得コースもあり、資格も取れます。
インドア練習場があり雨天や炎天下、雪でも安心して馬に乗れます。

日本馬術連盟 全国乗馬倶楽部振興協会 全国指導者協会 日本体育連盟少年団 
指導者資格認定インストラクター、アシスタントインストラクター、競技会経験者が
親切丁寧に安全で楽しいスポーツライフをご提供出来ます。

馬具、用品、アクセサリー、外乗ツアー、売り馬、レクレーション、親睦会、クリスマス会
ライセンス取得、競技会参加等盛り沢山なサービスを用意してお待ちしております。

会員様以外の方も用品、馬具の購入も出来ますし、ライセンス取得、外乗ツアー、馬の購入等も出来ます。
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 乗馬用語集

鐙(あぶみ) 乗り手が鞍(くら)に座ったときに、脚をかけるところ。
駈歩(かけあし) 速さは1分間に約330m
馬に乗っていると、1・2・3・1・2・3と3拍子の揺れを感じる。
3のときに人馬ともに宙に浮いた状態になる。
別名:キャンター(canter)
騎座(きざ) 鞍(くら)に座った姿勢の意味で、鞍と密着する腰、尻、大腿部(だいたいぶ)をさす。
脚(きゃく) 大腿(大腿)から膝(ひざ)、ふくらはぎ、踵(かかと)までをさし、
膝から下で馬の腹を圧迫させる脚の扶助(ふじょ)のこと。
隅角(ぐうかく) 馬場の四隅の角のこと。
鞍(くら) 馬の背に置いて、人が乗るための道具。鐙(あぶみ)や腹帯(はらおび)とセットで使用する
鞍数(くらすう) 馬に乗った回数のこと。
軽速歩(けいはやあし) 速歩のときに、乗り手が馬の2拍子のリズムにあわせて
立つ(鞍(くら)から腰を浮かせる)、座るの動作を行う乗り方。
襲歩(しゅうほ) 駈歩で全力疾走した状態。競馬でレース中に見せる走り方。
駈歩では、3本の足が地面についた状態があるのに対して、
襲歩では、多くて2本の足しか地面につかない。
別名:ギャロップ(gallop)
ゼッケン 馬体と鞍(くら)の間に置くクッション。
舌鼓(ぜっこ) 舌を「チッ、チッ、チッ」とならして、馬に注意を促す扶助のひとつ
手綱(たづな) 騎手が馬の運動を操作するために持つ綱。
蹄跡(ていせき) 馬場の柵から約1m内側の直線
蹄跡行進(ていせきこうしん) 馬場の4辺の柵に沿って、約1m内側のところを直進すること。
頭絡(とうらく) 銜(はみ)、手綱のついた複数の皮で構成された馬をコントロールする道具。
斜めに手前(てまえ)を変え 馬場の短辺の柵に沿って直進し、隅角を曲がったところから
斜対隅角のほうへ斜めに直進し、
蹄跡に戻って馬場を逆まわりに直進する運動。
常歩(なみあし) 速さは1分間に約110m。馬が普通に歩いているときの歩き方。
別名:ウォーク(walk)
拍車(はくしゃ) ブーツの踵(かかと)につける金具で、踵の先に突起がついている。
突起部分を馬のお腹に当てて、馬を動かす。
銜(はみ) 馬の口に加えさせて、騎手の手綱操作による合図を馬につたえるためのもの。
速歩(はやあし) 速さは1分間に約220m。馬に乗っていると、1・2・1・2と2拍子の揺れを感じる。
別名:トロット(trot)
腹帯(はらおび) 鞍(くら)を馬体に固定させるための帯(おび)
半巻乗り(はんまきのり) 柵沿いの直進から途中で輪をかき、輪の半分ほどで反対方向へ直進し
蹄跡(ていせき)に戻る運動。
扶助(ふじょ) 騎手の意思を馬に伝える合図。主な扶助として、拳、騎座(きざ)、脚(きゃく)
副扶助として、
拍車、鞭、舌鼓(ぜっこ)がある。
歩様(ほよう) 馬の歩き方。常歩、速歩、駈歩などに分類される。
巻乗り(まきのり) 柵沿いの直進の途中で直径10m程の輪をかいて直進に戻る運動。
無口頭絡(むくちとうらく) 馬を馬房から出すときに使用する道具。

 

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